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- 天恵菇とは?
天恵菇の特徴
天恵菇は協同組合日本茸師の会と有限会社高野キノコプラントが共同で開発した超大型の椎茸品種です。
この椎茸は旨味成分のグアニル酸が約3倍(当園で栽培する既存品種と比較)含まれており、一度食べたら忘れられない美味しさです。収穫された椎茸の中から傘の直径が7cm以上で肉厚のものを厳選し「さくら天恵菇(てんけいこ)」として出荷販売しております。肉厚で大きい見た目に加え、ジューシーな食感がヤミツキになる自慢の椎茸です!
当園では「Leafearth国産安心きのこ認証」を取得し無農薬で栽培しているため、安心してお召し上がりいただけます。ぜひ一度ご賞味ください。
- 「大きさ=菌が元気な証拠」です。菌が元気だからこそ成分が伝わり天恵茹と呼べる大きさになります。菌の活力や旨味成分に比例して大きくなり、旨味成分3倍、雑味ナスタリン(苦味成分)も10分の1に。食べ応えのある椎茸になります。
- 椎茸は傘が開いた状態の方が香りや味が豊かになります。傘が閉じている方が美味しいと感じている方にもぜひ試していただきたいです。椎茸は追熟しないため、鮮度が落ちる前に傘が開いたものだけを厳選し出荷しています。
- 当園ではロットごとに発生棟を洗浄清掃して清潔な環境できのこ育てております。種菌の植付時に室内に消毒用アルコールを使用しますが、それ以外は一切使用しません。
天恵菇ができるまで
1.培地づくり
関東地域で椎茸原木として一番使用されている小楢(コナラ)を細かいチップにしたものです。菌種が住む培地を作ります。
2.袋詰成型
チップに衾と水分を加えて練り上げ、栄養のたっぷり入った培地を成形します。成型機で袋詰めして菌床ブロックを製造しています。
3.減菌装置
高圧の蒸気で菌床ブロックを蒸して既存の菌類を除菌します。
4.接種
蒸気で除菌した菌床ブロックを冷却してから、無菌室でひとつひとつ手作業で椎茸の菌を植え付けます。
接種後の椎茸菌 発生工程
- 【発菌】
- 植え付けた椎茸菌が活動を始めました。(植え付けから2日目)
- 【蔓延】
- 菌床ブロック全体に椎茸菌が蔓延しました。(植え付けから20日目)
- 【熟成】
- 菌床ブロックの表面に薄茶色の表皮が出来、きのこを発生させる準備ができました。
5.発生収穫
菌床ブロックの袋を取り除き、きのこを発生させ収穫をします。
6.選別・包装・出荷
見た目が美しくて7cm以上の椎茸のみを「さくら天恵茹(てんけいこ)」として、みなさまの元へお届けいたします!